施術・料金
はり、お灸、刺絡を用いて、全体治療を行います。
具体的にどのような施術をするかは、患者さまのお体、症状、ご要望から判断いたします。 ご要望、ご質問などございましたら気軽にお申し付けください。
症状のある局所だけを施術しても、一時的には良くなるかもしれませんが、 また症状が再発することがほとんどです。
当院では、症状だけでなく、身体全体の状態の改善を目指しています。
局所だけでなく全体を治療します。
身体の状態がとくに表れているのが、お腹と背中です。
最初にお腹の状態(お腹の緊張や圧痛、ガスなど)を診て、背中、手足を施術、 最後にまたお腹の状態が変化したかを確認します。
症状だけでなく、お腹と背中の状態が良くなるようにケアすることを大事にしています。
施術内容
刺絡(吸い玉)
刺絡とは、特殊なはりを用いて皮膚に微小な傷をつけて滞った血液を除去し、血液循環の改善を図る施術法です。
血液の循環がよくなることで、生体の自ずと治ろうとする力を維持、回復させます。
さらに吸い玉を組み合わせることで、奥にあるうっ滞した血液を引き上げ、施術効果を高めます。
どこに行ってもなかなか改善しなかった頑固な肩こりや腰痛、慢性的な病い、症状に対して効果が期待できます。
怖いと思うかもしれませんが、使うはりは、バネ式三稜鍼(さんりょうしん)というもので、刺す深さは1~2mm程度、バネの力により刺さっている時間は一瞬です。出る血液量も極少量で、採血や献血の量よりはるかに少なく、自然と出血も止まります。止血の心配はありません。効果も高く、安心して受けていただくことのできる施術法です。
刺絡についてより詳しくお知りになりたい方は、こちらをご参照ください。
はり
極めて細いステンレス製のディスポーザブル鍼(直径約0.14mm~0.30mm、長さ約30mm~50mm)を用います。
鎮痛や筋緊張緩和、血液循環改善などに効果があります。
基本的にはりは痛くないですが、はり特有のずーんとした感覚が生ずることがあります。
また特殊な方法として、はりを刺入せずに皮膚を摩擦・接触・押圧する施術法や、特殊なはりを用いた長鍼・火鍼・員利鍼・小鍼刀などの施術法もあります。
鍼について以下のブログにも書いています。参考になれば幸いです。
お灸
お灸とは、もぐさ(よもぎの葉の裏の綿毛を精製したもの)を用いて生体に熱刺激を加える方法です。
お灸の方法には、もぐさを直接皮膚の上に乗せて着火させる直接灸と、皮膚との間をあけて行う間接灸があります。
個人的には直接灸の方が効果があると思います。熱いというよりは、チクッとした感じ、ツーンとした感じです。
痕が残るのが嫌だという方には、痕が残らないように途中で消す方法や間接灸を用います。間接灸は灸点紙や台座灸、棒灸を使います。
お灸はご自身でもできますので、ご自宅でのセルフケアにおすすめです。
料金
一般 全体治療〔約50分〕 | 4000円 |
学生 全体治療(中学・高校・大学生)〔約50分〕 | 2000円 |
高齢者 全体治療(満70歳以上)〔約50分〕 | 2000円※ |
小児(小学生以下)〔約20分〕 | 1000円 |
初診料 | なし※ |
※初診料はいただきませんが、時間を長めに取らせていただいています(1時間30分~2時間)。
※2024年7月1日から高齢者の料金を2000円から3000円にします。
出張・往診
原付で可能な範囲は交通費は無料でお伺いします(山科区や京都市、宇治市、大津市の一部地域)。
交通機関を利用した場合、山科駅からの運賃料金をいただきます。
お気軽にご相談ください。