当院について

鍼灸治療とは、はり(極細いただの針金)とお灸(ただのよもぎの葉の裏の綿毛)でからだに刺激を与えることで、もともとからだに備わっている治ろうとする力を引き出す治療法のひとつです。

私たちは日常生活の中でさまざまな刺激にさらされています。
痛み、仕事による荷重、過労、怪我、
不快な光、音、におい、など五官を刺激するもの、
人間関係の不和、執着、葛藤、焦り、不安、恐怖、怒りなどの感情などなど。

このような刺激にさらされると、からだの表面に変化があらわれます。
それがツボです。

そのようなツボにはり、お灸を施すことで、心身の不調にアプローチし、
症状の解消や緩和、体質の改善、病気の治療、予防などを目指します。

具体的な施術内容に関してはこちらをご参照ください。

鍼灸について、以下のブログにも少し書いています。参考になれば幸いです。

「どんな時に鍼灸をするのか。鍼灸の作用と適応について」
「ツボについて① 診断および治療する上で重要なもの」
「ツボについて② ツボの分類とどこのツボがどこに作用するか」

基本理念

地域住民のQOL(生活の質・人生の質)の向上に貢献します。

基本方針

  • 適応を判断し、適切な医療を提供する。
  • 患者の思い、生き方を尊重する。
  • 患者を取り巻く環境の調整に努める。
  • 元の状態への回帰ではなく、自己と環境との新たな関係、秩序の再構築の支援をする。

自己紹介

関屋 成彰(せきや なりあき)

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

埼玉県川口市出身。京都の某国立大学を卒業後、製造会社に勤めていたが、何を思ったのか鍼灸の道を志す(合気道をやっていて身体のことに興味があったり、父がガンを患ったりといったきっかけはあります)。
大阪にある専門学校を卒業後、愛媛県立中央病院漢方内科鍼灸治療室で4年間研修、3年目からは担当を受け持つ。
研修を終えて、ここ山科で開業に至る。

皆さまのお役に立てますよう、誠心誠意努めてまいります。

施術者
関屋 成彰

発表
2019年 第27回日本鍼灸史学会学術大会 一般演題 「医心方型復元明堂の穴位主治症のイメージ化-足三里-」
2020年 第28回日本鍼灸史学会学術大会 一般演題 「手三陽経の『明堂』主治症の比較」
2021年 第29回日本鍼灸史学会学術大会 一般演題 「『明堂』主治症の身体部位による比較」
2022年 第30回日本鍼灸史学会学術大会 一般演題 「膏肓と膈兪についての試論」
2023年 第51 回日本伝統鍼灸学会学術大会 一般演題「新出の刺絡文献『窮理刺絡摘要』について」
2023年 第31回日本鍼灸史学会学術大会 一般演題「天回医簡『刺数』について」
2023年 日本医史学会関西支部秋季学術集会 一般演題「幕末における漢方と蘭方の対立構造―伊藤鳳山『漢蘭酒話』を中心に」

略歴
2011年 京都大学文学部卒業
2018年 大阪行岡医療専門学校長柄校鍼灸科卒業
    はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師免許取得
2018~2022年 愛媛県立中央病院漢方内科鍼灸治療室にて研修
2022年 せきや鍼灸院開業
     現在に至る
2024年 立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員
     現在に至る

院内の様子

院内の様子
院内の様子

一戸建て住宅の一階部分が鍼灸院になっています。